EXTERNAL WALL DAIAGNOSIS外壁調査診断
外壁調査診断
外壁診断

一級・二級建築士及び特定建築物調査資格者による的確な診断・調査

防水劣化調査状況



建物の補修、改修工事において最も大切であり、難しいと言われているのが外壁の調査です。それは単に損傷の範囲や種類を調べるだけでは実際の施工のための有効な調査にはなりません。どのような順序で直すのか、建物の状況でどんな補修、改修が適切か等の分析には様々な知識とデータが必要となります。並木樹脂では数多くの経験と実績を基に、防水診断士による的確な診断・調査を責任持っておこなっております。

調査・マーキング 打診・目視状況

漏水原因の調査

現在発生している漏水原因の調査、さらには漏水の危険がある故障箇所の調査を行います。漏水は複合原因によるものが多いため、建物の工法を熟知していることが必要な条件になります。

剥れ・浮きの調査

浮きの状態を正確に把握するための調査と、浮きの分布を見るための調査が必要です。
これは補修工法の選択と再発の予防に必要な資料となります。

中性化深度の測定

中性化は、外部と内部の双方から進行します。7〜8年以上経過したら、チェックしておく必要があります。

付着強度の測定

落下防止や剥れ防止には、現在の付着力を調査し、付着力の変化率を把握することが必要です。
塗装の場合は、これによって下地処理の方法を決めます。

塗膜の性状試験

化粧材の保護機能のチェックと寿命の想定を行います。これは、塗替えの時期と仕様を決める資料となります。

新規素材の適合性試験

補修、改修に使用する材料の適性を判断するための試験を行います。

防水工事の種類

防水工事は、ビルやマンション、校舎の屋上などに古くから施されています。長年にわたり、じかに日照や降雨にさらされる場所に施工するため、耐久性、耐候性に優れた素材を用いていますが、それでも経年による劣化は避けられません。普段目にすることのない場所だけに、雨漏りや天井に付いたシミを見て、屋上防水の劣化に気づくということも少なくありません。雨水が室内に入ると、柱の腐食や悪臭の原因になるなど、さまざまなトラブルを引き起こしますので、定期的なチェックとメンテナンスが必要です。

外壁劣化部補修

表面のみに防水工事を施しても、屋根裏や壁のクラック部に雨水が残っていては、建物内部の腐食が進行してしまいます。 建物の外壁状況や雨水の浸水状況によっては、防水層の施工に取りかかる前に、下地処理やクラック工事などの外壁防水工事をする場合もあります。

ウレタン塗膜防水

ウレタン塗膜防水は、液状のウレタン樹脂を下地に所定量を塗布して硬化させ、 所定の厚さの防水層を形成させる工法で、複雑な建物にも適しています。 防水工法のなかでも半数近い割合で使われている代表的な工法と言えます。 密着工法と絶縁工法の2種類からなります。 液体状のウレタン樹脂を塗り付けると、塗布した材料が化学反応を起こして固まります。 これによりゴム状で、弾性のある防水膜が作られます。ただ、ウレタン材は紫外線に 弱いので、定期的にトップコートを塗るのが必須。機械が入りにくい複雑な場所など に適しています。また、液体なので、継ぎ目なく塗装ができるのが特徴です。

シート防水(塩ビ・合成ゴム系)

ビルの屋上防水や水槽の腐食防止、老朽化したプール、急勾配の屋根の補修などと、さまざまな施工面に利用できるシート防水。 近年ではシート防水素材の技術も進歩し、非歩行仕様から普通歩行仕様のシート、屋上緑化用のシートなど、バリエーションも豊かです。

アスファルト防水

アスファルト防水とは、アスファルト系防水シートを数層重ね合わせて防水層を作る工法です。 溶解したアスファルトは粘着性をもち、水の浸入を防ぐ接着剤として有効で、防水性能に高い信頼があります。 日本では明治時代の末期より、鉄筋コンクリート建築の普及によって、フラットでモダンな屋根を演出できる防水工事法として、急速に発展しました。

調査
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